移動厨、岐阜へ行く③

書く気のうちにたくさん書けばいいことに気づいた。

前回までのあらすじ

1月5日、雪を見に岐阜県高山市へ。さむみの洗礼を受けユニクロに行くという無駄遣いをしつつも、牛と酒とカップ麺を得て就寝。

1月6日、白川郷へ。いい年して髪を凍らせつつ、センスのなさも感じつつ、酒とラーメンは美味い。

1月7日

こちらが6:52に高山駅で撮った写真です

そりゃほぼ無人だよね。なぜそんな早朝に駅まで来てしまったか、それはこの3日目が移動する日だからです！移動厨とかタイトルに掲げつつここまでちょっとバスに乗っただけでしたがついに電車に乗るよ！よかったね！で旅程はこちら

(ぶれている)いやお前名古屋行くのかよ笑って感じだけど違くて、この日は途中下車の旅！JRで高山～名古屋は166.7キロあり、そして界隈によっては常識なのだとは思いますが、JRで片道100キロ以上の切符は後戻りさえしなければ途中下車ができるわけです。知っていても東京に住んでいたらなかなか使わないよね。ということで18きっぷシーズンを逃してしまったのでこいつで電車に乗ることにしたというわけでした～～。高山駅あたりの高山線はとっても少ないうえに途中下車までしたいんだからそりゃ早朝発にもなるよね。

高山線はですね、いい感じに車窓が山だった記憶はあるのですが、いかんせん早朝発なので寝ました。私まじで電車乗りたいだけだから平気で寝ます、全国の高山線ファンごめんなさい。そういえば羽越本線で笹川流れを通ったときもみんなが車窓に張り付いてたのに私は寝ていました、刺されそう。車両とかも興味ないので覚えてません(ボタン押すやつだった気もするけど各地でボタン押しすぎてそれだけじゃ印象に残らぬ)。

でも下車はちゃんとしました。高山名古屋間の観光地といえばもちろん

下呂温泉！運動神経が悪くて服が脱げない(？)ので温泉はそんなに推していませんが、温泉街は好き！これ朝8:30だから何にも開いてないしお風呂入るどころじゃないけど、温泉街が好きなだけだから別に大丈夫！ほぼ誰もいなかったしめちゃ寒いけど大丈b･･････大丈夫！うん！無人の温泉街中を闊歩して謎のチャップリン像やらかえる神社やらさるぼぼ神社やらを見学、温泉らしさゼロすぎる楽しみ方。電車のついでだからいいんだよ。

そうこうしているうちに9時になり店舗がオープン、足湯屋さんを発見。服が脱げなくても足湯なら入れるぞ～と興味を示すも1月の岐阜である、私は案の定タイツを履いていた。ばかめ。むしろ足湯に行ってこの足湯タイツ問題が一人も起きなかった試しがない気がするので、足湯業界かタイツ業界どっちかがんばってほしい。

でもこの足湯やさんオシャレなとこで、食べ物も売ってるし、石鹸とかおみやげの工芸品とかも売ってるいい感じのとこでした。というわけで私の選んだ温泉はコレだ！

わかりますかこれ、プリンが温泉に漬かってる！かわいいか！これでギリギリ温泉来た感出せるしおいしいし最適解です、やったね。ちなみにこの店のもうひとつの名物が温玉ソフトなんですけど、食べた方います、、、？？温泉卵とフレークとソフトクリームを混ぜるという驚異の食べ物で、いやカスタード的でおいしい気もするけど勇気でないし電車で気持ち悪くなったら嫌だ～～と思って食べませんでした、挑戦者の感想求みます。いや普通においしいと思うけどね。

そして電車です。たぶん高山線だしたぶん山だった(おいまた寝たのか)。あとなんちゃらってとこで乗り換えた(たぶん美濃太田)。高山からの乗車時間合計3時間半、

岐阜。まだ岐阜。むしろ「岐阜へ行く」と謳っておいて高山と白川郷にしか行ってないからここでやっと岐阜に来た感じですよね。広すぎだよ。そりゃ文化も違うよね。いやでも同じ県内でも離れてたら別文化、ってどこ行ってもその話聞くからもはや県とは。まあ「行ったことない都道府県」で旅行先選んでるし何もいえないんですけどね。それ以前に職業柄あれだけどね。そういえば岐阜駅には金色の織田信長がいるとは聞いていたのですが、そして居たのですが、あまりに意味不明だったので写真撮り忘れました。

名古屋は何回か行ったことがあるので、どうせ途中下車できるなら岐阜でお昼ごはん食べようかな～と思って降りたのですが、その結果がこちら

焼肉屋の個室です(^^)

いやラーメン屋ぐらいなら一人でいくけどさすがに一人焼肉まではメンタルを鍛えていなかったので、自発的にこうなったわけではないということはお伝えしたいし、このときめっちゃ「！！？！？」ってなってます。つらい。駅直結で(焼かない)ランチをやっている気軽な店に来たつもりが、そして2人席とかもあったのですが、6人は入ろうかという個室しか開いておらず、店員さんがふすまをあけて「ひとりかよ！」みたいな顔をする。自意識過剰なのはわかっているがでもふすまはつらい。成人式帰りの久しぶりに会ったらしき若者たちが隣の個室で楽しそうにしていてもっとつらい。岐阜で育って出て行って成人式の日に帰ってきて岐阜駅で焼肉を食べる人生もあるのだなとか思いつつ(そりゃあるよ)、つらい。

そして飛騨牛でも食ったれと思って肉屋に来たのに高すぎて飛騨うま豚なる豚肉食べました、なんでだよ。美味しかったけど。でもたぶん岐阜市って飛騨じゃなくて美濃やねん。おいしかったけど楽しみきれなかった、20歳のときに地元の友達と行きたかった焼肉屋さんはこちら、みなさまはつらくない状況で、ぜひ。

蔵しっく

https://tabelog.com/gifu/A2101/A210101/21014399/

で岐阜駅の観光スポットを探すも徒歩で行くには遠すぎ、バスで行くには時間がなさすぎたので断念(お城いきたかった～)、東海道線で名古屋へ。岐阜から来ても東京から来ても電車で名古屋に着くっていうのがすごくないですか(は？)？　そんなに来たことないけどもはや名古屋よく中継するし通ると知ってる街で安心するみたいな存在になりつつある。名古屋の同じスーパー銭湯に3回行ったことがあるの自分でも謎だと思う(服脱げないから)。

ささしまライブ(バス乗り場)の遠さにぶち切れつつ、渋滞に苦しみつつ、昼行バスで東京駅へ帰りました。夜行はもうつらいぜと思ったけど昼行もコンセントないし足元激せまだしだめだった。快適さにはお金を払おう。

大したことしてないし、考察もなくやったことしか書いてないのに、3日分書くのに2ヶ月かかりおった～～～。ブログこえ～～～(？)。次の話題が思いついたらまたきます。

移動厨、岐阜へ行く②

気が向いたら続きを書きますとは言ったものの57日前はさすがにひどすぎる。書く気と書きたい気持ちはあったものの気力のみがなかった、というほど忙しくもないけど、時間があるのと気力があるのは別物だって就職してからずっと言ってる気がします。いややる気出せや。

でなんで急に書く気になったかっていうと3月のくせに雪が降ったから！！生まれも育ちも平地だから正直雪が好きでたまらない(再掲)のですぐテンション上がるし短絡的に岐阜を思い出す。そんな感じで記憶も当然薄れつつありますがやっていきます。もちろん3月なのに旅行に行けなかったためという理由もあります(行きたかったよ～～～)。

前回までのあらすじ

1月5日、雪を見に岐阜県高山市へ。さむみの洗礼を受けユニクロに行くという無駄遣いをしつつも、牛と酒とカップ麺を得て就寝。

1月6日

起床、外出、からの平然と吹雪。いや岐阜県民的には小雨ぐらいかも知れないけど関東生まれ関東育ちには刺激がつよすぎた。しかも頭が悪すぎて家に傘も手袋も置いてきたため、結果ファミリーマートで購入しました。うそだろ。前日のユニクロといいいくら日本のチェーン店(チェーン店？)が優れているからと言って旅をファストに楽しみすぎではなかろうか(と言いつつ県庁所在地に行ってフードコートのご当地グルメを食べビジネスホテルに泊まるぼっちに優しいファストな旅をして日本の均質性を感じるのが大好き～～～)。

そしてこの日の目的地は皆さまの予想を裏切らず、世界遺産白川郷です！高山駅近くのバスセンターからバスに乗って50分程度、運賃は往復4,420円。いや高くね？とは思うものの、結構なスピードで、というか高速道路をぶっ飛ばして行っていた気がするのでまあ妥当なところだよねきっと(でも金沢からのほうが安いのは予想外だよ、確かに近い。県にだまされた)。

で雪も弱まり、12時前に着いたときの写真がこちら

いや、道、どこ。有名な建物どれ。方向音痴が一人でgoogle mapだけ見て旅に出るとこうなる。メインストリートが見つからない。そういえば昨日のさんまち通りもメインストリートの隣の路地(車しか通らない)を15分ぐらい歩いていた。やってられねえ。そして器用にインスタのストーリーを撮りつつ颯爽と歩いていく外国の方々。どこで差がついた。もうわかんないからその方々に着いていくとちゃんと

観光地らしい構えをしたところに着く。日本人なのに外国人より日本観光のセンスが劣っている(いや日本人だからじゃね？)。

いやでも世界遺産っぽさ出てきた～いいね～いいよ～～～。と思っていたこの辺で再度吹雪が始まる。

伝わりますかこの(関東民的には)吹雪。役に立たないファミリーマートの折りたたみ傘、凍る髪の毛、を引っさげて外国の方のストーリーに100回写りこむ情けないちっぽけな私。世界遺産の雄大さを感じたかったのは確かだけど、自分の矮小さを感じなければいけないということではないと思うのですが、岐阜まで来て。つらい。まじで。ていうか矮小ってどういう意味だかよく知らないしもう普通に寒い。そうではなく世界遺産の世界遺産みを感じさせてくれ。

というわけで有名なアングルが撮れるらしい展望台へ！冬だから？かバスで行く感じでした、儲かってんな。でその有名なアングルがこちらです

いや、吹雪じゃね？

いや、吹雪ということを差し引いてもセンスがない！？？！？

やでもね、よく見てほしい、検索結果の2～4枚目とかに柵あるじゃないですか？それ、私の写真だと埋まってるんですよ、わかりますか？手前の黒いぽちが柵の頭なんですよ。そもそも撮ってる高さも違うしアングルも違う、仕方がない。うんうん。実物で雰囲気は感じたのでよし。観光客の群れに流されぼっちの身では長居できず、横の売店でどぶろくを購入し飲んで下山(何しに行った？)。結構はっきりどぶろくくださいって言ったのに聞き返されたね。仕方ないね。

でもう吹雪がどうしようもないから動きたくないけど、高山に帰るバスの時間は全然まだ。困ったときの

酒、うまい～～～～～。

しかもいいですか、これは熱燗です！！！！！

吹雪の中徒党を組んで移動する観光客を室内から眺めながら熱燗、すごくない？逆境を味方にする力すごくない？すごいということにしておいてくれ。

ちなみに飛騨牛コロッケもたべました！食べ歩きしてる人たくさんいた。このメインストリートど真ん中の立地で食べ歩きも立ち飲みもOK、さすがにさいこーです。みなさまぜひ。

今藤商店

https://tabelog.com/gifu/A2104/A210404/21001470/

でバスで高山駅に戻った(さすがに爆睡した)が、この日の私にはまだミッションがありました、高山ラーメンです。前日の臨時休業祭のリベンジを果たすべく、どうしても私は「高山ラーメンひとつ」と注文せねばならない(君の名は見たからね)！！そしてそもそもこの日コロッケしか食べてないですからね、腹が減っています。計画下手かよ。というわけで頂いたのがこちら

中華そば700円、、、、いや高山の人は高山ラーメンて言わないよね、インド人だって絶対インドカレーって言ってないもん。味のほうは吹雪で凍った髪と心にも染み渡るおいしさでした、旅先のラーメンはこんなにもおいしい。みなさまぜひ。

つづみそば

https://tabelog.com/gifu/A2104/A210401/21000790/

そして帰って就寝で2日目は終わりです、地味に一人で同じホテルに連泊したのはじめてでウケた(移動厨だから移動し続ける旅程ばっか組む)。荷物を持ち歩かなくていいのが大変よろしいですね。

3日目もいつか書けることを祈っております、ではまた。

移動厨、岐阜へ行く①

3日で飽きると宣言はしたものの本当に1記事で満足してしまい、さっきまでログインの方法も思い出せなかった。あっぶね。ほらやっぱ3記事ぐらいは書かなきゃね(保険をかけ続けていくスタイル)。前回の文完璧に酔っ払ってて笑ったけど今日も飲んでるから大丈夫です。

今日は関東地方の降雪がやばげということで、私も「雪降りすぎわろた長野県かよｗｗｗ」と言いながら(お酒を飲んで)帰ってきたけど、生まれも育ちも平地だから正直雪が好きでたまらない。元気さえあれば雪合戦がしたい(元気がないからしない)。隙あらば長野県に行きたい(行かない)。というわけでこんなに雪が降ると思っていなかったので雪が見た過ぎて年始に一人で行ってしまった岐阜県の話をします(長野じゃない！！！)

12月28か29かなにか

そもそも予定があって年始に有給を取っていたのにその予定がなくなってしまい、どうするよ～と実家でゴロゴロしながら行ったことある都道府県リストみたいなの眺めてたら、行ったことないのが山陰(と山口)、九州の一部、四国(香川以外)、そして何故か岐阜と滋賀だけだった。

全然関係ないけど、4年間千葉県市原市の実家から東京都目黒区の大学まで2時間かけて通学したせいで、なんか血迷って電車に乗るのが得意になってしまった。まさに手段の目的化(？？？)ということで行ったことある県の多分3分の1ぐらいは乗り鉄でもないのに最近電車で行った。更になんか座ってれば地道に進むし、進んでいる間は何時間も何時間も時間があるのに無理に何もしなくてもいい(だって進んでいるから)という点で共通点を感じまあバスもいいんじゃねみたいな気持ちになり、私は立派に移動厨と化したのだった。移動をするために移動をしている頭の悪い人間たちである　あでも観光もしたい　にわか移動厨

というわけで日程的に飛行機でなければ楽しめなさそうな山陰と九州と四国は逆に捨て(逆に捨て？？？)、滋賀県よりまあ近そうな岐阜県へ行こうと決め、適当に有名そうで雪もありそうな飛騨高山への昼行バスをノリで取ったのだった(電車が好きだけど18きっぷが使いきれるようなタイミングではなかったので)。

www.nouhibus.co.jp

1月3日

君の名は。の金曜ロードショーを見て「岐阜じゃんｗ」との気持ちを強める。

1月5日

早朝のバスタ新宿へはじめて降り立つ。バスってだいたい路線バスも高速バスも会社や行き先が入り混じってて意味不明(個人の見解)なので、ああいう一元化めっちゃいいと思った。各便がきちんと発車時間順に並ぶ掲示板、行き先で判断して便を選べば乗り場番号がばっちりわかる、最高。さながら電車です(こいつ電車が好きなだけだぞ～～！！)。

で移動厨のくせに爆睡すること5時間半(ではなくて5時間半爆睡してもよいことが移動の醍醐味であり目的なのだ)、岐阜県高山市に到着

雪だよ、やべえよ、雪と山しかないよ、すでに大部分目的達成だよ

ていうかもう当たり前だけど寒い、寒くて寒くてなんでお前手袋置いてきたの？バカなの？？？なんでダウンジャケットじゃないの？？？バカなの？？？と言いながらみんなのユニクロへ。もちろん車で来るタイプのユニクロ。轢かれそうになりながらインナーダウンベストと靴下３足を購入、超絶無駄な出費。欲しかったからいいもん！

ホテルにチェックインしてインナーダウンと靴下(何回変換しても屈したになる)を装備し、万全の体制で岐阜の小京都と噂のさんまち通りへ。正直「日本っていくつ京都あんの？？？」って思った。だってこれ見てほしい

金沢で見たもん。絶対金沢で見た。あと川越でも見た。だが岐阜だ

岐阜らしさを求めてバスで死んだ膝を酷使し歩き回るも、時刻はチェックイン時点で16時なのでまずどこも開いてない。泣きそう。岐阜。岐阜って何だ、岐阜、

飛騨牛～～～！！！！！！！！

私生魚アレルギーだからお寿司食べれなくて、肉寿司に対しても若干「肉寿司ってなんだよ寿司を気取るな肉を食わせろ」みたいなテンションだったんだけど肉寿司うまい。いや食べたことあるし知ってたけど若干認めたくない気持ちもありつつやっぱ肉寿司うまい。というわけで皆さんどうぞ。

飛騨 こって牛

https://tabelog.com/gifu/A2104/A210401/21012215/

そして更に開いていたのが酒造。いつでもどこでも地酒が飲みたい、だってお酒が好きだから。こんな風にどばーって並んでて

200円でおちょこを買って試飲する(つめがきたない)。1種類につき1回までだから気をつけよう、節度のある人間だもの。

酒、うまい～～～～～。

そりゃあねいくら移動厨だからって5時間半もかけてやってきて雪見ただけで満足できるかってんですよ。私はこのためにわざわざ往復30分かけてユニクロで防寒装備整えてきたと言っても過言ではない。酒を飲むタイプのコミュ障は特に人と絡まない一人旅すら酒を飲まないと楽しめないことが判明した瞬間である。というわけで皆さんぜひ。

原田酒造場

https://tabelog.com/gifu/A2104/A210401/21012957/

このあと高山ラーメン屋さん行こうとして臨時休業だったから別の高山ラーメン屋さん行こうとして臨時休業だった話とか、結局なんもなさすぎてコンビニで京都(？)のカップラーメン買って食べた話とかはもうめんどくさくなったのでいいです。その件は京都の逆襲だと思ってます。もういいです。

カップ麺の写真なんか撮ってやるものかと思った記憶があるのに気づいたら左端に写りこんでいた京都の亡霊。こわ。

この記事2000字もあるのにまだ1日目っていう事実に絶望したので2日目と3日目は気が向いたら書きます。さようなら。

25歳(ネット歴12年・漢字歴19年)

「25歳？アラサーじゃん笑」とまだまだ21歳の妹に言われ、日常生活で何も生産していないことにそこはかとない悔しさを感じたので、25歳になるこの機に10年(ぐらい)ぶりにブログを開設しました。たぶん3日で飽きるけどよろしくです。

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いや、そう、さらっと言ったし盛ったけど、ブログをやるのはやっぱり8年ぶりぐらいな気がする。そして同年代の同じような人々もきっとそうだけど、でもそうでない人へ発信するために25歳のブログはある気がする。ということで個人的SNS史を振り返って記念すべき1記事目をなんとか埋めたいと思う(と書きながらなんとなしにCtrl+Bしてみたらきちんと太字になったので、すでに時代の流れを感じている)。でこのあとはゴミみたいな長文書いてるので皆さま要約を読んでブラウザを閉じてください。

要約:たまには長い文章を書きたいしアウトプットしたいのでブログ始めました3日でやめます

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中学2年生(2006)

中途半端なインターネットへの目覚め。家にPCこそあったものの何故かスタンドアロン、ガラケーはフィルタリングサービス加入済・notパケホ(ネット定額サービス)だったため。当時からにわかオタクだったものの、何故か機会があり、友達の友達(?)とマンガやアニメの話題で謎に文通を始め、その影響でモブログサービスのあるJUGEMでブログを始める。これが人生初ブログである。

www.weblio.jp

･･･という感じで「モブログ」は今でこそ「スマホのみで更新できる」みたいな定義になっているが、もはやそれは今では当たり前すぎてよくわからない。でも当時の意味はたぶんこうだった。

「携帯でメールを送ると、その内容でブログが更新できる」

フィルタリング×NOTパケホの中学生のためにあるようなサービスである(一旦設定が済んで送り先のアドレスが分かってしまえば、ブログの画面にも管理者画面にもしばらくアクセスする必要がない！)。ということで聡明（笑)な中学生の私はコレでにわかオタクブログを更新していた。

ちなみに自分のブログにもフィルタリングでアクセスできないので、ガラケーで使えるPCサイトビューアを一旦噛ませていた。中2の発想侮れない。でも半年ぐらい前に検索したらとっくに閉鎖していた。スマホ時代だもんね。

togetter.com

中学3年生(2007)

中2でなんとなしにインターネットが分かり、フィルタリングをかいくぐる方法もなんとなく察した。

ということでリアルでの付き合いも重視して、当時のリア充御用達サービスモバスペでwebページを作成。まだあったビックリ。

m-space.jp

あとは追って黒歴史プロフィールサイト、前略プロフィールを始めた。ガラケー世代のJCJKに爆発的人気だったこっちは近年閉鎖が話題になっていた。確かに一大事だ。

matome.naver.jp

高校1年生(2008)

中高一貫校に高校から入学、入学前～直後は公立中学のノリのまま前略で交流を持ち、そこからリンクを貼ってエムブロ(ブログ)とかdecoo(リアルタイム/twitter的な短文日記)を作って更新していた。器用かよ。

がしかし、中学からの内部進学組の推薦によってそれは突如もたらされた。mixiである。

ソーシャル・ネットワーキング サービス [mixi(ミクシィ)]

日記も書けるし、メッセージも交わせて、共通の趣味で掲示板も作れる。途中からはリアルタイム的な機能(つぶやき)もできた。プロフと日記とゲスブ(笑)とリアル(笑)を別サイトで分けてリンクしていた我々に訪れた衝撃の新時代、まさに多機能、SNS時代の到来である。

(※フィルタリングの関係でモバゲーをやっていなかったことが目覚めの遅さに貢献しているよね)

高校2年生(2009)

mixi全盛期、と同時にmyspaceやらfacebookやらtwitterやら、当時名前を聞くようなSNSには片っ端から登録していた。当時の私曰く

「アカウントは作るもの(^o^)」

元気だ、見習いたい。

ぜんぜん詳細覚えてないんだけど、高1のときにあった作文の授業(=「国語表現」って名前だった)の作品をモバスペで公開していた記憶がある、ので、それもこの辺。なぜ高2になってからかと言うと、高2の国語表現がごみすぎて担当講師(外部の人)とガチ喧嘩し、負けたので、過去の栄光(高1の作品)に縋った記憶がめっちゃあるからである

高校3年生(2010)

mixiは使いつつ、リアル友達の繋がりで、同じ大学を志望する受験生とtwitterで交流を持っていた。skypeも利用したりとかなりモチベーションに影響した様子、合格体験記を書く際には「twitter仲間ってどうやったらオブラートに包んで書けるかな」と悩んでいた。元気だ、見習いたい。

大学生～社会人(2011～)

はじめはmixiも使い、高校同期とは卒業を機に鬼のように「紹介文」を書きあっていた。エモいのか恥ずかしいのか分からない。

…が時は流れて次第にfacebookに移行、並行してtwitterをずっと使っていた。

大学3～4年ぐらいにはLINEとかinstagramが流行ってきたよね。

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こう見るとやっぱり「ブログ」は10年ぐらいぶりっぽい。もっとオタク活動をした人とかはいろんなサービスを使ってきたと思うし、もっと黒歴史があると思うけど、それはまあざまあみろと思う。笑

それでこう見たらSNSは便利すぎる、だって自分のページを見るだけで友達の記事が読める、むしろ「友達だと認めた人の記事だけが読める」。友達の(しばしば自分と違うwebサービスを使った)ページをブックマークにシコシコ登録したり、リンクを貼ったり、といったクソ作業の必要がない。超絶便利だ。

そんなこのご時勢にわざわざブログを書きたいなんて人、正直「稼ぎたい」以外のモチベは「自分の文章がめっちゃ好き」しかないと思う。ワンクッション置いてもクリックされたいという人しかいない。すげえな。

でもそう考えると私は「自分の文章がめっちゃ好き」だ。じゃないと高2にして作文の授業で書いた作文を公開する小説ページなんて作らないと思う(一瞬でやめたけど)。140字の文では我慢できないし、たいした知識の裏づけもないのに長々とした文章を公開せずにはいられない。なんならこの記事も最初の方は敬体だったのに、途中からブロガー気取りで痛い文体を用いている。痛い。でも好き。

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社会人になってから、なんとなく真面目に思われたくないし、面倒な日々を忘れたくて、毎日ゴミみたいなひらがなツイートをしている。でも25歳の私はせっかくだから、真面目になってもあんまり頭のよくない自分と向き合って、でも漢字の書ける自分を思い出したい、そしたらもうちょっと自分が好きだったことを思い出せるんじゃないかと思った。たぶん3日で飽きるけど、思い出したように更新した際には生温い目で「こいつついに漢字使いたくなったんだな、かわいいやつめ」と思ってほしい。

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3日で飽きないために予告するとしたら次は一人旅について書きます(書くとは言っていない)。